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うんめい。

ギリシャ神話において、概念の異なる二人の 「時の神」 、
"クロノス(Chronos)" と"カイロス(Kairos)"がいます。
計る事の出来る、物理的な時間をつかさどるクロノスと、
転換点やターニングポイントなどの一瞬の「時」を司るカイロス。

このカイロス神は、頭にひとつかみの前髪だけが生えた、
肩とカカトに翼を持った少年の姿をしていると言われています。
一瞬にして目の前を走り抜ける "カイロス" = "チャンス(好機の時)" を捕まえるには
前髪をつかむしかない。
通り過ぎた後を追いかけても、後ろ髪が無いので捕まえられない。

全て、タイミングによって物事は決まっていくのかもしれません。
カイロスの後姿に縋らず生きて生きたいものです。
by sentire | 2005-08-08 00:00 | そのた。
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